PROFILE

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1 今野マルコの経歴

栃木県那須塩原市出身。
マンガ好きな子供で、特にくんちゃんマンガとホラーマンガを好んで読んでいた。愛読書はちびまる子ちゃん、あさりちゃん、不思議のタタリちゃんなどのくんちゃんマンガだった。


高校卒業後、上京し医療系学部の大学へ進学。
卒業後資格を取得し働き出すも、バーンアウトしてうつ様症状を発症。離職する。

たまたま書店で見た絵本の著者がパレットクラブ卒だったことから、その存在を知り興味を持つ。
と同時に美術関係の学校を出ていない人が絵本を描いていることに衝撃を受ける。
当時は美大や美術の専門学校を出てる人だけが絵本やイラストの仕事をしていると思っていた。


子供の頃は絵を描くのが好きだったことを思い出し、なんかいいなぁと思いパレットクラブへ入る。イラストレーターや絵本作家になりたい人が来る学校であったが、よくわかっていなかった。
これをきっかけに絵を描き始める。

メンタルにも絵を描いたり見ることがとても良く、次第にイラストレーターという職業にも興味を持つようになる。

 

パレットクラブの翌年、山陽堂イラストレーターズスタジオ(初代講師:安西水丸氏)に入塾。
イラストレーターの仕事も開始する。
その後山陽堂イラストレーターズスタジオ(2代目講師:長友啓典氏)にスタッフとして参加。

 

表参道OPAギャラリーで初個展を開催。
HBファイルコンペvol.30 にて仲條正義さん特別賞​を受賞する。

那須に移住。
そのときに見た民藝品に感動して土地ゆかりの作品にハマる。

現在は東京を拠点にして、各土地へ旅をして土地ゆかりの作品や民俗芸能を巡り、日々制作活動をしている。

 

2 旅活動のきっかけになった那須の芸術家

東京から那須に戻り、暮らし始めたときにふと思ったこと。

そういえば自分の育った土地のことって意外と知らないなぁ。民芸品とかあったりするのかなぁ。
と思い、調べてみようと民藝店へ行ったのが始まりでした。

民藝店には土産品の販売のほかに、かなりの量の全国の民藝品(主に郷土玩具)が展示されているのですが、その一部に「那須の芸術家・五十嵐豊」と書かれた展示スペースがあり、五十嵐豊さんが制作したこけし、焼物、染物、木彫り、貼り絵など那須をモチーフにした様々な郷土民芸作品が飾られていました。

ひと目見て完全にどハマり。
素朴ながらも大胆な発想で、愛嬌があるというかへんてこというか…。飽きずにずっと見ていたいと思わせる作品ばかりでした。こんな素敵な作家が地元にいたなんて!今まで知らずにいたことを後悔しました。

もっと作品を知りたくなった私は、そこから五十嵐豊作品を追う旅を始めました。
すでに亡くなられているので、残された作品を追うのですが、ネットで検索もしたが情報はほとんど出ず…。民藝店の方からの情報によると地元のあちこちに存在しているとのこと。その情報を頼りに次の場所へ行き、またそこで情報を聞く。といった数珠繋ぎ方式で探していきました。

中には子供の頃から何度も目にしていた看板の絵が実は五十嵐さんが描かれたものであったり、実家近くのお饅頭屋さんのパッケージや包装紙をデザインされていたりと、とても近くに存在しているものもありました。
こんなに近くに前からあったのに、今回探していなかったらずっと知らないままでした。

また、今は見せてもらえる状態の作品も、持ち主や管理者が変わればもう目にすることはできなくなったり、最悪作品自体も無くなってしまうこともあることを知り、作品が残されているのはとても貴重なことなのだと実感しました。

五十嵐さんの作品を追っていくと、そのモチーフのもとになった場所に行ったり、当時の土地のことなどを知ることができました。「作品を通じて知らない土地を学ぶ」というのが私にはとても楽しく、自分の作るものへも大きな刺激をもらえるようになっていてました。

そうしてだんだんと各地へ行くようになり、今では民俗芸能も一緒に追いながら旅活動をしています。

 


※ 現在五十嵐豊さんの作品は、NASUKOMAという那須ゆかりの作品を紹介しているサイトでも見ることができるので、
興味を持っていただいた方はぜひ覗いてみて下さいね👇