個展「名無しの登場者」2020年2月HB Gallery

 

2020年2月7日(金)〜12日(水)の6日間、東京表参道のHB Galleryで個展を開催しました。

 

今回の展示タイトルは「名無しの登場者」というタイトルで、
イソップ寓話をテーマに、それぞれのお話を絵にした作品を描きました。
(参考書籍には岩波文庫の『イソップ寓話集』を使用させていただきました)

 

 

 

イソップ寓話をテーマに選んだ理由は、
・今回の展示は物語の挿絵を描きたい
・短編の話が好きなので短い文章で話数がたくさんあるものがいい
はじめはエッセイやアンソロジーものを考えていました)
・ヒトだけでなく生き物、植物も登場するものがあればなおよい
(この時期は生き物と植物をよく描いていたので)
などと考え探していたところ、イソップ寓話集を発見。
読んでみると上記の内容に加え、第三者目線で淡々と語られる感じがとても面白く、

このシュールな話の世界に私の描く絵を添えたい!!

と思い今回のテーマに決めました。 

 

キャプションには絵にした話の一部も記載

 

イソップ寓話では基本、登場人物に名前が付いておらず、
「ある男が」とか「三頭の牛が」などの表記で書かれていたのも印象的だったことから、
展示タイトルを『名無しの登場者』に決定!

初めてイソップ寓話集の原作を読んだのですが、話の数にびっくり。
471話ありました。

子どもの絵本などになっているのはほんの一部だったんですね…。
見に来てくれたお客様からも、「こんなお話もあったのね〜。知らなかった!」という声が上がっていました。

 

左の絵は一般的に「オオカミ少年」で知られている話

 

今回の展示ではサイズの大きな作品も飾ることができました。
大きな紙にぐいーっと線を引くのはやっぱり気持ちがよく、緊張感もあり、いい線が描けます。
身体を使って描くのは大事だなぁと改めて思いました。

今回は展示点数は21点でしたが、イソップ寓話の話はまだ450話残っているので、
コツコツと描いて増やしていき、いずれ冊子にできたらいいな〜などと考え中です。

見に来てくださった皆さま、HB Garellyのスタッフさま、会場には来れなかったけど気にかけてくださった皆さま、
本当にありがとうございました!!